うなぎのゼリー寄せとはこんな料理

うなぎを使った料理と言えば日本では蒲焼が有名です。蒲焼を使ってうな丼にしたりひつまぶしにしたり、きゅうりとお酢を混ぜてうざくにすることもあります。他にも白焼きとかもありますが大体はたれの味で食べるものになります。
しかし海外を見渡せばうなぎを蒲焼以外の方法で食べる国もあります。例えばイギリスでは、うなぎのゼリー寄せという料理があります。
専門店など出されており、スーパーではカップに入った状態で販売されていることもあります。イギリスでは家庭料理として昔から愛されています。
まずうなぎをぶつ切りにして水とお酢とレモン果汁や香草で煮込んで冷やして完成です。ゼラチンなどは入れず元々うなぎにあるコラーゲンによって固まらせています。かなりシンプルな料理なのですがお好みによってビネガーや胡椒などを入れて食べます。

見た目はあまりいいものではありません。というのもうなぎをぶつ切りにしており蛇のようにみえるからです。うなぎ自体の色も灰色ですしゼリーの色もあまり食欲をそそるものではありません。
日本ではうなぎを背開きにして食べますのでぶつ切りの状態ですと違和感を感じるでしょう。
ただ見た目の悪さと味は直結するわけではありませんので興味のある方は食べてみてください。

実際に食べてみるとこんな味

では実際の味はどうなのでしょうか。日本の蒲焼とは全く別のものと思ってください。まず魚の独特の生臭さがあります。香草やレモン汁などと一緒に煮込んでいますが、魚の臭いは蒲焼ほど消えていません。そして元々うなぎは脂分が多いのですが、それが冷やされていることで固まった舌触りがあります。

そして見た目の悪さから日本人で食べた人の多くはあまりおいしくないと言います。ただ全ての人にとってまずいわけではありません。元々の魚の香りが好きな人にとってはおいしく感じられます。また日本の蒲焼とは違いこってりとしていませんので、夏場にはさっぱりと食べられます。人によってはおいしく感じられリピートする場合もありますのでチャレンジしてみるのもいいでしょう。

まずいという先入観で食べてみた方の多くはそれほどひどくなかったという感想を持っています。味自体はまずくはなく、ただにおいと食感と見た目だけが特殊な料理なのです。
日本ではスーパーでは蒲焼として味付けされている状態でしか販売されていませんのでなかなか食べられませんが、イギリス旅行に行った時に機会があれば食べてみるのもいいでしょう。日本とはちがうヨーロッパうなぎの味を堪能できます。